ブラックベリーの無農薬の栽培記録2017年-2018年

ブラックベリーの栽培日記

果樹のブラックベリーを育てている2年間の記録です。ブラックベリーの栽培は今年で6年目です。経験豊富?と思われるかもしれませんが、何も上達していません。でもブラックベリーはラズベリーとは違って強健なので枯れることはありませんでした。過去の栽培記録は末尾にリンクしています。

2018年7月21日 猛暑と害虫でブラックベリー(棘無し)の収穫はあきらめました

ブラックベリー
ブラックベリー

連日の猛暑でとても庭に出て作業をする気になれず、気が付いたらブラックベリーの実が乾燥していました。そしてカメムシみたいな黄色に黒の点々模様の害虫がブラックベリーを食べていたので収獲をあきらめました。この棘なしブラックベリーは熟期が揃わず、1本しか茎がなかった(草刈りにより減ってしまった)ので、今年は食用にできませんでした。食用にするなら熟期が揃っていたほうがいいですね。

2018年6月17日 ボイセンベリーの収穫を終え、フロリケーンを切りました

タイトルの通りで今日でボイセンベリーの収穫を終えました。この日に採れたまともな形のボイセンベリーはたったの3個!もう栽培メリットすらありません。しかも果皮が弱いので洗っちゃうと果汁が出てきます。せっかくの記念なので、汚くなっていたボイセンベリーの実の糖度を測定してみました。

ひとつ疑問に思うのが、このフロリケーンを挿したら根が出てプリモケーンが生えてくるのだろうか?ということです。試してみたいような、でも面倒臭い!

2018年6月14日 ボイセンベリーの収穫

植木鉢に実っていたボイセンベリーを収穫しました。
ボイセンベリー
ボイセンベリー

ボイセンベリーは濃い赤色になれば収穫です。実が真っ黒になるまで待っていたら落果したりいつの間にか消えてなくなるパターンが毎度ありました。

ボイセンベリーの収穫
ボイセンベリーの収穫

この日に収穫したボイセンベリーはぜんぶで7個です。あと2個ほどまだ枝に実っています。アリがボイセンベリーを食べにくるので早く収穫しないと取られてしまいます。どのみちジャムかソースにする(生食できない)ので洗わずに冷凍しておきました。

ボイセンベリーのプリモケーンとフロリケーン
ボイセンベリーのプリモケーンとフロリケーン

今回は株もとを撮影してみました。フロリケーン3本とプリモケーンが3本生えてます。フロリケーンは収穫後に切ってしまいます。プリモケーンも夏剪定します。10号鉢でフロリケーン3本は少ないですが、これがこの木の実力です。私が育てているボイセンベリーはこれだけですが、もっと株を増やさないとジャムとして楽しめなさそうです。

ブラックベリーの実
ブラックベリーの実

ブラックベリーの現在の様子です。サイドブランチ(側枝)から房状の果実が発生しています。いつの間にか庭に生えているブラックベリーはこれ1株だけになってしまいました。どうやら家族がいろいろ生えていたブラックベリーの木を昨年どこかに持っていったらしいのですが、どうしたのか思い出せないそうです。

ブラックベリーのフロリケーンとサイドブランチ
ブラックベリーのフロリケーンとサイドブランチ

勉強してやっと枝の見分けが付くようになりました。

このブラックベリーは棘無し(ソーンレス)です。地元の園芸店で売られていたものなのなのでソーンフリーあたりじゃないかと思います。

増殖性能はブラックベリーよりボイセンベリーのほうが強いです。ボイセンベリーは庭に根差して1枝増えていました。今のうちに掘り起こして鉢上げしようと思います。

2018年6月12日 ボイセンベリーが実りました!

いつの間にか鉢植えのボイセンベリーが実っていました。明日あたり収穫したいと思います!ボイセンベリー、植え替えも何もしていなかったので、もうダメかと思っていたら元気にまた生えていました!もう着色していたので早く取らないと消えてしまいそうです。

ボイセンベリー
ボイセンベリー

ボイセンベリーはニュージーランドやアメリカで割と知名度はあるみたい?ボイセンベリーを乗せたパイのレシピがたくさんありますね。種子も取り除くことなくそのままパイに乗せてるみたいです。

2017年7月17日 ブラックベリーが採れ出しました

今年もブラックベリーが採れはじめました。着色したものを集めてはジップロックで冷凍保存していきます。これが面倒で冷凍庫に入れたらそのままほったらかしになってしまいます。まだ去年のブラックベリーがそのまま冷凍庫に置いてあります。実は料理は苦手でして・・・料理は体力もいるし、味付けは塩分を控えるのが難しいし作ってもまずかったら食べてもらえないし。特別な日に前菜からコース料理もどきを作った日にはへとへとに疲れてしまいます。健康的なお料理って難しいですね〜。

(写真は現像中です。)

2017年6月20日 ボイセンベリーを収穫しました

10号鉢で庭にほったらかしのボイセンベリーを収穫しました。冬に剪定していないと実つきが悪かったです。今回収穫したボイセンベリーはたったの5粒ほどでした。ボイセンベリーは別名アドベリーとも言い滋賀県の安曇川の道の駅で特産品として売られている果樹で栽培容易です。ブラックベリーにカテゴライズされていますが、品種の特徴を見るとラズベリーでもあると言えます。

ボイセンベリー Boysenberry
ボイセンベリー
Boysenberry

収穫 ボイセンベリー Boysenberry
ボイセンベリーを収穫しました。

ボイセンベリーは着色して透明感が出たら少々赤くても雨の前にすぐ収穫しないとダメになってしまいます。

糖度測定 ボイセンベリー Boysenberry Brix
ボイセンベリーの糖度(Brix)は11%

ボイセンベリーの糖度はこの手のベリーとしては十分に乗っていました。収穫数が少ないので生で食べましたがあまりおすすめできるものではありません。花托はきれいに実から外れ、種もありますがブラックベリーほど堅くはなくバリバリとそのまま食べられました。味は酸味が強いので甘味を感じません。酸味多く加工用といった感じです。確かにジャムにしたらおいしそうです。

ボイセンベリーの果実
ボイセンベリーの果実(洗浄後)

そういえば書き忘れていました。ボイセンベリーの果実の柔らかさについて。ボイセンベリーの花托は果実を破壊することなく取ることができる柔らかさです。ラズベリーより実が締まっておりブラックベリーよりはふにゃふにゃでした。

2017年6月13日 まだまだブラックベリーの花が咲いています

庭に出てみると、ブラックベリーの花が咲いていました。思ったより開花期間が長いです。

ブラックベリーの花
ブラックベリーの花

2017年6月11日 トゲなしブラックベリーの実がなりました

昨日と今日はトマトや茄子など畑の野菜を植える作業で手一杯でした。庭のプランターを見てみるといつの間にかブラックベリーの実がなっていました。剪定も何も手入れをしていないブラックベリー。7月には収穫できそうです。今年は雨が少なくてブラックベリーにとってはよい天気となりました。ブラックベリーの育て方を勉強したはずが、この品種はプリモケーンとフロリケーンの区別がつきません。

ブラックベリー

2017年5月28日 トゲなしブラックベリーの花が咲きました

庭の雑草に埋もれてどこにあるのか咲いてみないとわからない、ブラックベリーの花が咲きました。冷蔵庫に去年冷凍した生のブラックベリーがまだあるんです・・・体は正直で困ったものです。正直いって洋酒などの調味料なしではおいしいとはいえない品種ですので今年はやる気ゼロです!放任栽培でもこのまずいトゲなし品種は元気です。ボイセンベリーも元気ですが、そこまで行って撮影するためには草をかきわけねば・・・。

ブラックベリーの開花
ブラックベリーの開花

2017年1月13日 フロリケーンとやらを観察する

ブラックベリーの冬の茎

2017年になりブラックベリーの放任栽培も順調になったので効果的な栽培方法の勉強をしました。ブラックベリーにはどうやらプリモケーン(発音ではプライモケーンに近い)と
フロリケーンという茎があるそうです。

今までは茎にもそんな呼び方があるとはまったく知らなかったしNHKの趣味の園芸のブラックベリーの育て方にもそんな事はまったく書いていませんでしたし正直いって借りて読んだだけでは記憶に残ることも無くて意味がわかりませんでしたのでこの通りの放任栽培が続いていました。

アメリカの育て方を知ってああそうだったのか!と一読しただけで理解できました。英語というか、アメリカの説明はシンプルで的確ですぐに覚えられるからどんどん賢い人が増えていくのだなと思いました。向うは自分のクビがかかっているからいつでも素晴らしい仕事ができるのですね。英語の文章を読むたびに知ってる単語が増えて読みやすくなっていることも嬉しいです。

また後で写真を撮っておこうと思いますけど、今はこのピンボケした写真しかないのでこの茎を見て疑問が出ましたので忘れないようにメモっておきたいと思います。

上の写真のブラックベリーは品種不明でトゲがありません。写真を見た限りではプリモケーンタイプ(二季なり)なのでは?と思わせる特徴があります。まず冬なのに茎(ケーン)本体が枯れていないこと。そして昨年の側枝(そくし、サイドブランチ)は枯れています。

ブラックベリーのボイセンベリーの冬の茎
この写真はボイセンベリーの現在(冬)の様子です。こちらは枯れたフロリケーンと今年結実するプリモケーンがはっきりとしています。ボイセンベリーはこの特徴だけを見るとフロリケーンタイプ(一季なり)だろうと思います。毎年初夏に実ったところしか見たことがないです。正直言ってボイセンベリーは実ができても収穫できたことがないので気に入りません。いつもへんな虫が入るのか、気づいたらせっかくなった実が10日のうちになくなっているのです。今年も収穫できなかったらボイセンベリーは栽培に適さなかったということで廃棄処分しようと思います。

インターネットの写真をよく見たら、どうやらボイセンベリーは赤くて酸っぱいうちに収穫して調理して食べているようですね。完熟まで待てない理由がここにあるのでしょう。今まで黒くなるまで待っていた私はバカだったということなのか。一体私のボイセンベリーの実は毎年どこに行ってしまうのか。まさかうちのチュンチュンが食べているのだろうか?いや、それは絶対にあり得ない。なぜならうちのスズメはラズベリーやブラックベリーを食べたことがないので。おそらくはボイセンベリーに虫が潜んでいるのではないかと。どの写真も赤いジャムなどの加工品としてボイセンベリーが売られていますから、ボイセンはラズベリーの一種としたほうがいいのでは?と思いました。

滋賀県の安曇川ではボイセンベリーをアドベリーと称してお金儲けに励んでおられるようですね。ボイセンベリー、それほどおいしいのか今年こそ収穫を心待ちにしたいと思います。(どう味わってもラズベリーのほうが比べるまでもなく最高なんだけど。糖度も棘なしブラックベリーと比べてボイセンのほうが全然低かったし。)

よく考えてみるとボイセンベリーは、今年で廃棄したいと思います。庭に行ってみるとボイセンベリーの植木鉢から垂れた蔓が二か所根付いていました。ボイセンベリー、これ以上の栽培継続はもう無理だと思いました。

わからないのは1枚目の写真です。どう見ても結実した茎の本体が枯れてませんので2季なりではないかという疑惑が付きまといます。でも2季目かどうか区別して見たことがなかったのでどんな品種なのか検討もつきません。

ブラックベリーの種子
ブラックベリーの種子です。庭に行って確かめてみたところ、サイドブランチだけ枯れており茎の本体は生きています。この品種不明のブラックベリーはプリモケーン結実タイプではないかという疑問が浮かびました。

冬に咲いたブラックベリーの花
こんな感じで花が咲いていたり、落葉していません。実がついている房もありました。プリモケーンは霜で枯れるまでこうしたことが続くとある解説はこういうことだったのですね。

もしかしたら暖かいからフロリケーンが枯れてないだけで、実はこの枝はフロリケーンだったりして^^;そういう可能性も捨てられませんのではっきりしたことは断言できません。

だって二季なりって確かプライム・ジャンとかプライム・ジンだったか何だかえ~っと・・・ああ、プライム・ジムだ!二、三日前に読んだ名前をよく思い出せました。その二種類がアメリカ発の品種でアーク45→フリーダムと来てるから、日本では実生じゃない限り、棘なしの二季なりは品種登録して儲けたいと思うから絶対あり得ないですよね。

もしかしたら、ほんとに棘なしの二季なりの新品種だったりして!そんなわけないか。

家族が近所の園芸店で買って来た安物の苗なので、きっとソーンフリーが枯れずにいるだけなのでしょう。この苗はボイセンと比べて扱いがとてもラクなので気に入りました。

ブラックベリー、どのみちジャムにするから煮たら同じになるし、新しい品種はいらないや。この品種不明だって糖度11度あってプライムシリーズと同等の甘さでウォシュタともそれほど変わらないし。

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